2016年 05月 03日
南予日帰りドライブ(須崎海岸)
テレビやラジオの天気予報も「中予地方の明日の予報は・・・」と言います。
今日はその中でも大洲、八幡浜、宇和島などの市がある南予地方へドライブへ。
やって来たのは、松山から高速道路で約1時間、西予宇和インターを下りてすぐの道の駅「どんぶり館」です。
↑ 西予市にあるので西予宇和インターと言いますが、西予地方とは言いません。
お昼には少し早い時間だけど、腹ごしらえ。
こちらのジオパノラマ膳は、四国西予ジオパークにちなんだメニューです。
天丼はこれから向かう須崎海岸の地層を、そしてサラダは四国カルストの石灰岩をイメージしたものになっていますが、ビジュアルがイマイチ^^;
食後は道の駅の「青空市場」(屋内です)で新鮮な野菜を購入。
さて、目指す須崎海岸は西予市三瓶町(旧西宇和郡三瓶町)にあります。
どんぶり館から40分ほどかかって到着。
最後の数百メートルは離合もままならないような細いクネクネ道でしたが、駐車場には立派なトイレが。
海岸への降り口は駐車場から30mほど下ったところにあります。
こちらの看板にマジックで小さく284段と書いてありました。
奥さんは備え付けてある竹製の杖を手に取って下りて行きます(笑)
階段はこんな感じで整備されていますよ。
途中で折れて更に下へ。
「行きはよいよい」って感じがしないでもありません。(用法たぶん間違ってますが)
4分ほどで海岸に到着。曇ってるけど、雨の心配はなさそうです。
ここからは海に沿って続く遊歩道を進みます。
二つ目のコーナーを右へ曲がると、須崎海岸を紹介する写真でよく見る景色が見えてきます。
おー!やっぱり近くで見ると写真と違って迫力あるな~
そして、遊歩道を更に進んでコーナーを曲がると・・・
もうひとつ先の景色がドーンと目に飛び込んできました!
「うゎー、これは凄い!」と思わず声を上げたのですが、高さが15mくらいはあるでしょうか、真ん中に洞窟のような穴が開いた一枚岩が忽然と姿を現しました。
目一杯引いて撮ってるのですが、遊歩道からあまり距離が無いので全景が写らなくて、ダイナミックさがお伝えできないのが残念!
下の画像は一枚岩の右手にある海岸沿いの岩壁です。
こちらの須崎海岸はもともと水平だった地層が地殻変動によって垂直になったそうです。
一枚岩と向き合う左手の岩にも大きな穴が開いてます。
まるで別世界に飛び込んだような感覚に陥って、この場にとどまっているのが怖くなるほどの景色でした。
岩の青さも印象的。
四国は結構行き尽くしたような気になっておりましたが、まだこんな場所があったんだと大いに感心。
さて、284段の階段を上がって駐車場に戻ってまいりました。左手にも道が続いていますが、相方は帰りの階段がこたえたらしく、「車で待ってるから行って写真撮っておいで」って言うので、一人で行くことに^^;
こちらが須崎観音です。
海の犠牲者の弔いと船の安全航行などを祈って建てられたものだそうです。
鐘の横に展望台へ下りる階段が。
展望台からの景色。
曇っててイマイチでした。
次は明石寺へ。