2013年 08月 24日
竹原は安芸の小京都、なので
まずは町並み観光の拠点である道の駅で情報を仕入れましょう。
竹原はアニメ「たまゆら」の舞台でもあります。
「たまゆら」聖地巡礼マップはここでゲットしましょう。※無料です。
道の駅から重伝建地区までは歩いて3分ほど。
まずは第7話に登場した地蔵堂。あ、聖地巡りではありませんので
この辺りから歴史を感じる町並みがスタートします。
下校中の小学生が居ました。観光地なのですが、地元の方々が生活道路として使っているので、自転車のおばちゃんとすれ違ったりもします。
なかなかいい感じ。
こちら竹鶴酒造はニッカウヰスキーの創設者 竹鶴政孝氏の生家だそうです。
塩田で財を成した松阪家の邸宅は有料で中を見学することができます。
中庭からは山の上に建つお寺が見えます。
正直、邸宅の中はさほど見所はありません。(個人の感想です)
松阪邸を出て歩いていると地元のお爺さんが「こっちへおいで」と、とある建物の敷地の中まで案内してくれました。
勝手に入って大丈夫なのかなと少々不安を感じつつもお爺さんのガイドに従ってそこから振り返ると・・・
何ということでしょう!そこは、先程見たお寺、普明閣の眺めが飛び切り素敵な場所だったのでした。
ちなみにこのお爺さん、ボランティアガイドとかではなく、竹原の町を楽しんで帰ってもらいたいと考えているフツーの(いえ、親切な)地元の方のようで、ひととおりしゃべると去って行かれました
先程の松阪邸のビューポイントはこのあたり。屋根が大きくうねっているのがよくわかりますね。
町並みは松阪邸の付近で緩やかにカーブしてるのですが、ここからは先が霞んで見えるほどの直線で、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。
こちらの洋館は竹原市歴史民俗資料館です。
江戸時代の文人、頼山陽の祖父、頼惟清旧宅。
町並みの端までやってきました。
正面の建物は胡堂。映画「時をかける少女」にも登場したそうです。
引き返しましょう。
途中から普明閣に上ります。
階段を登りきると西方寺というお寺の境内です。
境内の右斜め上にある西方寺の鐘は第11話に出て来るようです。だからぁ、巡礼じゃないってばー(笑)
更に階段を上がると普明閣。ここは京都の清水寺の舞台を模して建てられているようです。
ちなみに、「たまゆら」ではみんなが集まるお気に入りの場所になっています。
もはや、こうなったら聖地巡礼ですね!
清水の舞台から見る景色は絶景と言うと言い過ぎかもしれませんが、竹原の町が一望できてかなり素敵です。
舞台に腰を下ろして、しばしマッタリとした時間を過ごします。風が通り抜けてチョー気持ち良かった!
日が傾いてきたのでぼちぼち帰りましょうかねぇ。
坂を下りたところにあるお好み焼きの「ほり川」は「たまゆら」では「ほぼろ」という皆んなの行きつけのお好み焼き屋さんという設定になっています。
ということで、あれこれ書きましたが、「たまゆら」を見たことが無い私(見たこと無いんかい!)でも、何となくハマってしまう聖地巡礼なのでした
中四国の重伝建地区は、ほぼ制覇しましたが、ここ竹原は建物の保存状態も良く、なかなか見応えがあります。